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2019年 11月 3日 正露丸と私
こんにちは。担任助手の佐々木です!
最近は急に寒くなり気候変動が激しいので、
体調を崩しやすい時期になってきたと思います。
そこで本日は私の受験期に経験した
体調にまつわるエピソードをお話していこうと思います。
私は昔から胃腸が弱く、
入試をしている最中にお腹が痛くなるのを恐れたために、
正露丸を事前に購入して入試に挑んだのです。
正露丸を水で流し、試験場に向かいました。
試験は正直、驚くほど快活に挑めて、
自分の力を存分に発揮できたと思います。
しかし、
入試も残りあと2校で終わりというときに事件が起きたのです。
それはいつも通り入試当日にコーヒーを飲んでいた時の事でした。
正露丸の残りを見るとあと1回分の服用量しか残っていないことに私は気づいたのです。
私の頭によぎったのは、
今まで正露丸飲んでたからってこともあったけどお腹痛いことはなかったし、
今日は飲まなくてもいいかなということでした
(この時は知りませんでした。これが非常に最悪な選択であった事を)。
正露丸を飲まずに挑んだ初の入試、
当時私の一番の得意科目だった英語から試験が始まるというスケジュールだったので、
私は気合を入れて単語帳を確認し、
短い長文を読むなどして準備を整えていました。
その時あたりから私のなかで違和感を覚え始めていました、
が、私は特に気にも留めず、
そのまま英語の試験を受けました。
その大学の過去問ではたいてい8割か9割英語が取れていて
それのおかげで合格点によく達していたので、正直緊張とかはなかったです。
そのような状況で、英語の長文をある程度読み進めていた時に、
突然私を襲ったのはすさまじい腹痛でした。
腹痛を感じるや否や私の頭は真っ白になり、
問題を解く余裕が全くなくなりました。
おなかが痛い時に皆さん一度問題を解いてみてほしいです。
まったく解けません。結局英語はほとんど考えずに解き、
試験時間が終了しました。
私はそこで、英語が出来なかったし、受かる確率は低いはず…もう落ちてもいいやと考えたのですが、
残り国語と日本史が残っていました。
私はもう一度本当に後悔しないかどうか考えなおし、
残りの2科目を満点とる勢いで集中して解こうという決意を固め、
残り一回の正露丸を飲み2科目を全力で解きました。
帰って英語を自己採点したところ6割程度しかなく、
日本史と国語は自己採点のしようがなく不正確ではありましたが、
両方8割前後行ったと思います。
後から分かったのですが、
毎朝飲んでたコーヒーの砂糖が入試期間だけ別のものを使用していて、
それが腸の動きをよくする作用があるものらしかったです(笑)
最終的に私はその大学に受かり現在通わせていただいています。
あの時諦めなくて本当によかったと今も思います。
長くなりましたが、この話をして伝えたかったことは
正露丸は必ず持っていけということと
何があっても最後まで諦めないことの2つです。
私みたいな失敗をしないように受験生の皆さんは気を付けて入試に挑みましょう!
以上、佐々木でした。