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2022年 6月 18日 現代文が苦手な人はこのブログを見よう
こんにちは!
担任助手二年の角本です☻
梅雨の時期ですが、雨に負けず勉強していますでしょうか。
私もそろそろテスト期間が近づいてくるのでそれに向けて勉強を始めているのですが、
法学部のテスト期間は本当に忙しいです!笑
法律科目の授業は基本的に出席も課題もないのですが、その代わりテスト100%で考慮するとなっている場合が多くてですね。
私が前期に履修している法律科目は憲法刑法民法(3科目)商法行政法の7科目で、しかもこれに言語のテストも乗っかってくるんですよね…
レポート課題のありがたさを感じている今日この頃です。(後期は法律科目が9科目になります…)
さて
本日のテーマは現代文が苦手な人はこのブログを見よう、です!
現文、苦手ですかみなさん?
現文は水物、現文はセンス、現文は勘
このような考えを持っている人は少なくないと思います。
ただ!
それは大きな間違いで、現文は水物でもセンスでも勘で答える科目でもありません!
現役時代は現文が大の得意で、共通テスト本番97点、明治法全問正解(多分)だった私が、現文の成績の上げ方について話したいと思います!
まず最初に言いたいのは、現文の成績を上げるためには二つの力が必要と言う事です。
一つ目が本文の論理構造を理解する力、次に設問に答える力です。逆に言えば、この二つの力が備えてあれば現文は解けます。
今日はその中の、本文の論理構造を理解する力について話したいと思います!
それではまず、本文の論理構造を理解する力とは何でしょうか?
今から突拍子もないことを言います。
雲が出ていて雨が降りそうだから。
何のこっちゃと思いますよね。
それでは、この文章の前提として次の一文を加えます。
傘を持って行ったほうがいい。
どうですか?
傘を持って行ったほうがいい(主張)。雲が出ていて(事実)、雨が降りそうだから(解釈)。
という、現代文の基本的な論理構造が見えてきますよね。
現代文というのは事実(または引用)とそれに対する筆者の解釈というのが文章の大半を占めている場合が多いです。
雲が出ていて雨が降りそうだから、に当たる部分ですね。
そして、先ほども見た通り文の前提となる主張、傘を持ってい行ったほうがいい。にあたる部分、を理解していないと、それを裏付ける事実や解釈は理解できません。
つまり、主張が理解できなければ書いてあることのほとんどを理解できないんですね、日本語で書かれてるのに。
何故かその当たり前な事を無視して精読や接続詞などのミクロな視点から現文にアプローチしている人が多いですが
この主張事実解釈再主張の基本的な構造を理解していなければいつまでたっても現文の成績は上がりませんよね。
もし現文を読んでも全体として何を言いたいかが分からないとなるのならば、まず主張を理解することから始めましょう。
現文の一歩はそこからです。
と、本文の論理構造を理解する力について長々と話しましたが
このブログも長くなってきましたので、もう一つの設問に答える力についてはまた機会があれば話そうと思います~