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2021年 5月 9日 現代文、何を意識して解くか。
こんにちは、担任助手の相見です!
今日、ここ所沢市は最高気温がなんと
29度。
めちゃめちゃ暑いです。
校舎は早くも冷房が効いています。
涼しい校舎で勉強しよう!
さて、今日は現代文の話ですね。
皆さん現代文は得意ですか、苦手ですか。
ちなみに私は得意でした(自慢)。
偏差値は74くらいありました。
そんな私は、
「現代文は難しい」と考えています。
なぜなら、
何かを覚えればできるようになる
という科目ではないからです。
「現代文はセンスだ」とか
言われたりしますよね。
じゃあそのセンスっていったいなんなんでしょう。
皆さんは現代文を解くときに、何を意識するでしょうか。
例えば、
「ここは主張だから、波線をひいて~」とか
「逆説に印をつけて~」とか
まるで文章を分析しようとするかの如く
現代文を”解こう”としている方、
多いのではないでしょうか。
私は別にその方法を否定するわけではありませんが、
ひとつ確実に抜け落ちてほしくない「意識」があります。
それは
「文章を読む」
ということです。
当たり前じゃねえか、と思われるかもしれません。
でも、案外抜け落ちてたりします。
先ほどの例のように
印や線を引くことに躍起になると
文章の「主題」を見逃しがちになります。
それは「本末転倒」です。
筆者は最初から、書き始めるときから
「これが言いたい」という主題があるから
文章を書いているのです。
それを印や線を引くことに夢中になって
見逃していては全く意味がありません。
ですので印や線を引くなら
その主題を見つけるべく、
印や線を引いてください。
先ほどのセンスというのは
私はその主題を見抜く力のことだと考えています。
これを身に付けるためには、
文章に触れる、真っ向から触れる、
正面から文章を読む、
そういう経験の積み重ねが大事だと思います。
なぜなら、現代文は
文章を読めさえすれば得点になる科目だからです。
普段読書習慣がなければ、
現代文の問題文をちゃんと読みましょう。
筆者のメッセージをくみ取ろうとしましょう。
そして周りの現代文の先生や我々担任助手に
認識が合っているかをすり合わせましょう。
そのずれを修正していくことが
現代文の点数を上げる
一番の近道だと思います。
ぜひ「現代文を解く」のではなく
「文章を読む」つもりで
勉強してみて下さい。
以上、相見でした。